大豆はアンチエイジングにもとても効果的!食べれば食べるほどお肌のハリやツヤにも効果的な食材で、女性にもぜひ食べてほしい食材です。
今回はそんな大豆について、その優れた栄養成分や高いアンチエイジング効果、美肌効果、さらに、効果的な摂り方などについてもご紹介してみたいと思います!
●大豆に含まれる栄養素は?
大豆といえばたんぱく質が豊富に含まれているというイメージですが、
たんぱく質はもちろん、他にもたっぷりの栄養素が含まれていて、そんな大豆の栄養素は、
・たんぱく質
・カルシウム
・マグネシウム
・カリウム
・ビタミンB1
・ビタミンE
・葉酸
・鉄
・リン
・亜鉛
・大豆イソフラボン
・サポニン
・レシチン
といった栄養素が含まれています。
●大豆の優れたアンチエイジング効果とは?
大豆はその優れた栄養価で、健康の維持はもちろんですが、アンチエイジング効果や美肌効果も期待できるようになっているんですね。
その効果というのが…
●肌のターンオーバーを整える効果
大豆にはビタミンEが含まれていて、そんなビタミンEには、血行を促進してくれる働きがあり、
お肌の血行も促して、新陳代謝をよくしてくれるといった効果が期待でき、そのことで肌のターンオーバーも整えられるといった効果が期待できるようになります。
●肌のハリを保つ効果
肌のターンオーバーがよくなることで、若い肌細胞も生まれやすくなり、肌のハリを保つことができるようになります。
さらに大豆には、大豆イソフラボンも多く含まれていて、そんな大豆イソフラボンにはエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをすることもわかっているんですね。
そしてそのようなエストロゲンには、肌内部のコラーゲンやヒアルロン酸の量を増やしてくれるといった働きがあることもわかっていて、そのことでさらに、お肌のハリを高めることができるとされています。
●肌の水分量を保つ効果
お肌の血行促進や代謝をよくする効果、そして、コラーゲンを増やしてくれる効果が期待できることにより、お肌の水分量もしっかりと保つことができるようになります。
水分量が保たれることによって、お肌のみずみずしさやキメも整えられ、美肌を保つことができるようになり、
もちろん、乾燥による小じわや肌トラブルの改善や予防にもなります。
●高い抗酸化作用で体、お肌の老化防止効果
大豆には、大豆サポニンというポリフェノールが含まれていて、そんな大豆サポニンには高い抗酸化作用があることもわかっています。
その抗酸化作用によって、日々の生活で蓄積される活性酸素や老化物質も取り除かれ、若々しい体、ハリ、ツヤのある若々しいお肌を維持できる効果も期待できるようになるんですね。
●美髪効果、抜け毛を防ぐ効果
大豆イソフラボンによるエストロゲン様の働きによって、男性ホルモンの過剰な分泌を抑えるといった効果も期待できるようになります。
女性であっても、過度なストレスや生活習慣の乱れなどにより男性ホルモンが過剰に分泌されることがあり、そのことが抜け毛や薄毛の原因になってしまうことがあるのですが、
男性ホルモンが上手く抑制されることにより、抜け毛や薄毛を防ぐことができるといった効果が期待できるようになります。
さらに大豆には、髪の毛の元になるたんぱく質も豊富で、血行をよくしてくれるビタミンEも摂ることができるため、コシのあるしなやかな髪を保つといった美髪効果も期待できるようになっています。
●大豆の栄養を効果的に摂るには?
大豆にはこのように高いアンチエイジング効果や美肌効果、美髪効果が期待できるようになっていて、毎日でも摂りたい食材となっているのですが、大豆を効果的に摂るにはどうすればいいのでしょうか?
●お豆腐がやっぱり定番!
例えば、大豆製品の代表格といえばお豆腐ですね。
スーパーでもコンビニでも手軽に買うことができて、お値段もお安いですし、そのまま食べてもおいしくて、
他にも、湯豆腐にしたり、麻婆豆腐や豆腐チャンプルー、豆腐ハンバーグなど、色々なお料理にも使えて、本当におすすめです。
もちろん、お豆腐からも大豆の栄養素をしっかりと摂ることができますし、
お豆腐には、絹と木綿がありますが、絹よりも木綿の方がたんぱく質を多く摂ることができるのでよりおすすめです。
●高野豆腐でさらに栄養価アップ!
お豆腐も手軽でいいんですが、高野豆腐もおすすめです。
高野豆腐は、お豆腐を凍らせて、熟成させ、乾燥させて作られた、いわば保存がきくように作られたお豆腐のことで、
そんな高野豆腐には、熟成、乾燥させる工程でお豆腐に含まれるタンパク質やビタミン、ミネラルを凝縮させることができ、普通のお豆腐よりも栄養価が高くなっています。
ですので、普通のお豆腐よりもより効果的に大豆の栄養を摂りたい場合には高野豆腐もおすすめで、高野豆腐ならお水で戻すだけで調理することができて、お豆腐と同じでとても手軽な食材ですね。
●おからなら食物繊維が豊富!
他にも、おからもおすすめですね。
おからというのは、お豆腐や豆乳を作る際に、大豆を絞る過程で、その搾った後に出る副産物で、「卯の花」とも呼ばれる食品のことです。
そんなおからにも優れた栄養素が含まれているんですね。
おからは大豆を絞った後に残るものですが、大豆と比べるとビタミンやミネラルの含有量という点では劣ってしまいますが、
何といってもおからには食物繊維が豊富に含まれているんですね。
お豆腐よりも食物繊維を多く摂ることができるようになっていて、特に、便秘がち、お腹のすっきりが気になるといった方におすすめです。
おから自体、お豆腐と同じで癖のないあっさりとした味わいなので、一般的な煮物としても、
ハンバーグのつなぎとして使ったり、コロッケのたねに加えてみたり、クッキーやケーキの生地に混ぜたりもできて、色々とアレンジもきかせることもできるんですね。
おから自体、低脂質、低カロリーなので、お料理自体をヘルシーにもできてさらにおすすめです。
●女性の若さに豆乳もおすすめ!
豆乳はいつでもどこでも手軽に飲めておすすめですね。
特に女性におすすめな大豆製品で、
豆乳なら手軽に飲みながら、女性に嬉しい大豆イソフラボンやレシチン、サポニンを摂ることができるんですね。
例えば大豆イソフラボンには、先のとおりに、エストロゲンという、女性ホルモンに似た働きをしてくれることがわかっていて、
そんな女性ホルモン様の働きで、肌のコラーゲンやヒアルロン酸の量を増やして、お肌にハリや潤いを与えてくれるといった効果が期待できるようになっています。
また、大豆イソフラボンにも大豆レシチンにも、肌の代謝をよくしてくれる働きもあって、肌のターンオーバーを促してくれる効果があり、肌の弾力、ハリやツヤを高めてくれる効果が期待できるようになります。
そして、サポニンには、皮膚の再生を促してくれるといった効果や紫外線から肌を守ってくれる効果があることもわかっていて、
ターンオーバーの正常化やシミやくすみの予防、改善といった効果も期待できるようになっているということなんですね。
もちろん、肌の代謝が整えられることで、肌のたるみの改善、ツヤといった美白効果も期待できるようになっているといえます。
豆乳は本当に手軽に飲むことができるので、若さを保ちたい、でも無理はしたくないといった方にもおすすめです。
ただ、豆乳は飲みすぎてしまうと逆にホルモンバランスの乱れにつながってしまうこともありますので、1日にコップ1~2杯程度が適量ということで、飲みすぎには注意しましょう。
●まとめ
いかがでしたか?
大豆には、良質のたんぱく質をはじめ、ビタミンB群やカルシウムにマグネシウム、鉄分や大豆イソフラボン、大豆レシチン、サポニンといった栄養成分がたっぷりと含まれているんですね。
ですから健康維持に効果的なことはもちろん、
さらには、大豆のそのような優れた栄養価で、アンチエイジングにもとても効果的なんですね。
例えば大豆イソフラボンもたっぷりと摂ることができて、そんな大豆イソフラボンには、ホルモンバランス整え、肌のコラーゲン量を増やしてくれるといった効果が期待でき、肌のハリを保つことができたり、
血行を促してくれるビタミンEや高い抗酸化作用がある大豆サポニンなども摂ることができて、本当にお肌の若々しさを保つのに効果的な食材なんですね。
それに、大豆製品というとお豆腐を思い浮かべますが、お豆腐はもちろん、他にも、お豆腐よりも栄養価が高い高野豆腐や、
食物繊維が豊富なおから、手軽に飲むことができて、特に女性におすすめな豆乳なんかもあるんですね。
大豆製品自体、高たんぱくで、低脂質な食品なので、太りたくないといった方も安心で、ぜひ、そんな大豆製品を上手く取り入れて、毎日のお肌のハリ、ツヤ、若々しさを保ちましょう!