化粧下地って本当に必要?ファンデーションだけでもいいんじゃない?
朝はバタバタしているので、ファンデーションだけで仕上げているといった方も多いかもしれません。
では実際に、下地は必要なのでしょうか?不要なのでしょうか?
今回はそんな化粧下地について、その役割や必要性などについて詳しくご紹介してみたいと思います。
1.化粧下地の役割とは?
●ファンデーションの乗りをよくする
下地を塗ることによって、毛穴やキメを目立たなくして、肌をなめらかに整えてくれるようになります。
下地を塗らない時よりも、ファンデーションがしっかりと密着し、乗りをよくしてくれるようになります。
●ファンデーションをきれいに見せる
下地を塗ることにより、肌がなめらかに整えられ、肌色も均一に整えられるために、肌の補正効果も高められ、ファンデーションもさらにきれいに見せることができるようになります。
●化粧崩れを防ぐ
化粧下地の多くには、肌の皮脂を吸収してくれる成分が配合されていて、
そんな成分が肌の余分な皮脂を吸収して、テカリも長時間防いでくれて、そんな皮脂による化粧崩れも防いでくれるようになります。
●毛穴や凹凸をカバーして、なめらかに整えてくれる
化粧下地に含まれる粒子が、毛穴やお肌にある凹凸に入り込み、カバーしてくれるようになっていて、
凹凸のないつるんとした、なめらかな肌へと整えてくれるようになっています。
●肌色を均一に、ワントーン明るく整えてくれる
化粧下地の中には、肌の色を補正してくれるものもたくさんあり、肌の色むらやくすみをカバーして、
肌を明るく整えてくれるものや、血色感を高めるもの、透明感を高める効果のあるものもあります。
●肌にツヤを与えてくれる
商品によってはパール素材が配合されたものもあり、肌の乗せるだけで肌へとツヤを与えて、肌に自然なツヤ感を出してくれる下地もあります。
ツヤ感を高める下地は、特に肌のくすみが気になる方向けの下地となっています。
●紫外線防止効果
化粧下地の中には、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤などが配合され、紫外線防止効果を兼ね備えたものもあります。
日焼け止めの役割を兼ね備えたものもあり、日焼け止めを塗る必要のないものもあります。
●ファンデーションの刺激や外部刺激から肌を守る
下地を塗ることにより、そんな下地のヴェールによって肌に直接ファンデーションを乗せることがなくなるので、ファンデーションの刺激から肌を守ることができるようになります。
さらに、そのように肌をプロテクトすることができるので、乾燥や摩擦といった、外部刺激からも肌を守ってくれるようになります。
●肌を保湿してくれる
下地の中には、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分や美容液成分が配合されているものもあり、下地でありながらも、肌に潤いを与えて、肌の乾燥を防いでくれて、
スキンケア用品のような役割を果たしてくれるものもたくさんあります。
2.化粧下地は必要なの?
化粧下地には、このように、化粧崩れを防いでくれたり、ファンデの乗りをよくしてくれたり、
他にも、お肌の悩みを補正して、素肌をきれいに整えてくれたりとメリットもたくさんあります。
そのため、特に、ファンデーションだけを使うよりもさらにメイクの仕上げを良くしたい方は下地も使った方がいいといえるでしょう。
また下地を使った方がメイク崩れも防ぐことができるので、化粧持ちを良くしたい、メイク直しを減らしたい場合にも下地は使った方がいいといえますし、
他にも、紫外線を防いでくれるものや保湿成分や美容液成分が配合されているものもあって、ファンデーションや外部刺激、紫外線、乾燥からも肌を守ってくれるものもあり、
素肌のためにいいものもあるので、下地を付けていた方がきれいな素肌を保てるものもあります。
そういった意味でも下地は使った方がいいといえるでしょう。
3.下地を使わない方がいい場合もある?
下地を使わない方がいい場合もあって、例えば、ファンデーションの中には下地不要のものもあり、
それだけで下地の役割も果たしてくれるものを使う場合には、下地と同じ成分も配合されている場合もあるので、下地は必要ないでしょう。
また、ファンデーションの中でも特にクッションファンデーションは下地不要のものが多いですし、
さらにBBクリームはそれだけで、下地からファンデーション、コンシーラーなど、何役もこなしてくれるものも多く、下地不要のものがほとんどです。
さらに、下地が不要なケースとしては、下地を使うことで肌が荒れてしまうことがある場合です。
特に敏感肌の方の場合、下地に配合されている成分が刺激になることがあります。
そのような場合には下地を使わずに、ファンデーションを塗る前に、化粧水や乳液などでしっかりと保湿してからファンデーションを塗るようにしたり、日焼け止めの後にファンデーションを乗せるようにされるといいでしょう。
4.いまさら聞けない化粧下地の正しい使い方とは?
化粧下地は、基本的には、洗顔後に化粧水や乳液でお肌を整えた後、ファンデーションを塗る前に使用します。
日焼け止めを使用する場合には、日焼け止めを塗ってから下地を塗るようにします。
そして塗る際には、手の平に適量を取って、
額、両頬、鼻、あごの5点に乗せて、顔の内側から外側へと優しく伸ばしていくようにし、
小鼻などの細かな部分には、指の腹を使ったり、パフを使ってなじませるのもいいでしょう。
また、下地を塗る際には、厚塗りするとファンデーションのヨレの原因になってしまいますので、薄く均一に伸ばすようにするのがポイントです。
そして、下地の油分が多くなってしまった場合には、ファンデーションを塗る前に、油分を軽くティッシュオフするのもおすすめです。
5.まとめ
いかがでしたか?
毎日メイクをしていて、化粧下地って本当に必要なの?
ファンデーションだけじゃだめなの?と思われている方も多いかもしれません。
実際に、朝は時間がないので、ファンデだけで済ませているといったかもいらっしゃるかもしれませんが、
そんな下地には、ファンデの乗りをよくしてくれたり、毛穴や凹凸、色むらをカバーして、肌をきれいに整えてくれて、メイクの仕上げをさらによくしてくれたり、
さらに、保湿成分が配合されていたり、UV効果のあるものもあって、素肌を守ってくれるものもあるんですね。
ですから、化粧下地はできれば使った方がいいんですね。
ただ、ファンデの中には下地不要のものもありますし、特にクッションファンデやBBクリームを使う場合には、そのほとんどが下地不要となっていますので、
そのようなファンデーションを使う場合には、下地は基本的には使わなくてもいいんですね。
他にも、敏感肌の方で、下地の成分が気になるといった方の場合も、使わない方がよくて、その場合には、たっぷりと保湿してからファンデを乗せるようにしたり、
下地の代わりに、成分の優しい日焼け止めを使ったり、下地の中には成分の優しい下地もありますので、そのようなものを使用したりといったことも必要なんですね。
今回は、そんな化粧下地について、その役割や必要性、下地不要なケースなどについてもご紹介してみましたので、ぜひ参考になさってみてください。