ファンデーションの色って何となくで選んでいませんか?何となくで選んで、実際にお肌に乗せてみて、失敗したと思ったり、
自分では気づかないけれど、肌色に合っていないファンデーションを使い続けてしまっていることもあります。
そこで今回は、そんなファンデーションについて、その色の種類や本当に合う色の選び方などについても詳しくご紹介してみたいと思います。
1.ファンデーションの色にはどんな種類がある?
●オークル系
オークル系は、黄みと赤みのバランスがよい色味のことで、特に日本人の肌に合う標準的な色となっています。
そのため、ファンデーションでは最も多く展開されているカラーで、どの色を選べばいいかわからない場合にはこのオークル系のカラーをまず試してみるのがいいとされています。
またそんなオークルでも、数種類展開しているメーカーもあり、標準的なオークルから、ピンクよりのピンクオークルや黄みよりのベージュオークルなどもあります。
●ベージュ系
ファンデーションのベージュ系は、黄色味が強めの色味で、オークルと比較しても黄みがかった色味となっていて、日本人の肌にもなじみやすい色味となっています。
黄みよりの色味となっているためにイエローベースの方の肌に合う色とされていて、
またそんな黄みよりの色によって、赤みも上手くカバーしてくれるので、例えば赤ら顔が気になるといった方やニキビの赤みが気になるといった方にもおすすめの色味となっています。
●ピンク系
ファンデーションのピンク系の色は赤みが強めの色味のファンデーションで、どちらかというとブルーベースの肌色の方に合うカラーとなっています。
また、ピンク系のファンデーションは、そんな赤みによって肌へとほんのりとピンクがかった肌色に整えてくれるので、
例えば、肌の血色感を高めたい方や血行不良や加齢などによってくすみや黄ぐすみが気になるといった方にもおすすめのカラーとなっています。
2.ファンデーションの色の選び方
●イエベ、ブルべかで選ぶ
ファンデーションの色を選ぶ時には、その人のパーソナルカラーを基準に選ぶのがいいとされています。
パーソナルカラーというのは、その人の生まれつきの肌色や髪の色、瞳の色のことで、
肌色で言えば、日本人の方の場合、大きく分けると、黄みよりの肌色のイエローベースと、どちらかというと、青みや赤みが強いブルーベースに分けることができます。
そして、ファンデーションの色を選ぶ際には、ご自身がイエローベースなのかブルーベースなのかを見て、
例えば、イエローベースの方であればオークル系やベージュ系のファンデーションを選ぶのがいいとされていますし、
ブルーベースの方であれば、ピンク系のファンデーションを選ぶのがいいとされています。
●明るさで選ぶのも大切
ファンデーションの色を選ぶ時には、色味とともに明るさも大切になってきます。
明るさ選びを間違ってしまった場合、白浮きしてしまったり、逆に暗くなりすぎて、くすみに見えてしまうといったこともあります。
また基本的には、ファンデーションの明るさは、“明るめ”、“標準的”、“暗め(健康的)”の3トーンに分けられていることが多くなっています。
例えば、色白の方は明るめの色を選ぶのがいいですし、普通のトーンの肌色の方は標準色のもの、
トーンの暗めの方、日焼けをした小麦肌の方であれば、暗め(健康的)のカラーのものを選ぶのがいいでしょう。
また標準的な肌の色の方でも、ワントーン明るい肌、美白肌に仕上げたい場合には、明るめのカラーを選んでもいいですね。
その場合には、サンプルなどで試してみて、白浮きしない程度の明るさのものを選ぶのがいいでしょう。
●実際に肌に塗ってみる
ファンデーションの色選びに迷った場合、やはり実際に肌に塗って確かめていることも大切です。
実際に肌に塗って確かめてみる場合、手の甲に塗って確かめることが確かめてみる方が多いと思いますが、
やっぱり手の甲とお顔の肌色は若干違っていることの方が多く、実際にお顔に塗ってみるのがいいでしょう。
そしてお顔に塗る場合には、あごから耳の下にかけてのフェイスラインに塗ってみるのがおすすめです。
フェイスラインというのは、頬やおでこなどと比べても紫外線による日焼けやニキビなどの肌悩みが起こりにくく、
その人の本来の肌色に近い箇所とされているからなんですね。
複数試してみたい色がある場合には、フェイスラインに複数の色を並べるように塗り広げてみて、
色味を比べてみたうえで、一番自分のお肌に色に合うものを選ぶのがいいですね。
●トータルで考えて色を選ぶと失敗しにくい
一つのメーカーで展開されているファンデーションのカラーは、1種類ということはなく、必ず数種類の色が展開されているものです。
ですので、全ての色を試すというのは大変ですよね。
お店でも、テスターは用意されていますが、手の甲に試せても、実際に自分のフェイスラインでは試しづらいものです。
ですからまずは、自分の肌がイエベかブルべかを確かめ、イエベの方なら、オークル系かベージュ系を、ブルべの方ならピンク系のファンデーションを候補に入れて、
そして、自分の肌の明るさをみて、明るい肌の方ならライト系、明るめのもの、普通の明るさの肌の方なら標準的なもの、
小麦色や日焼けをした肌色の方であれば、暗め、健康的な色のものを選ぶようにして、そこから候補を絞られると失敗が少ないでしょう。
3.それでも自分に合っているかわからない時は…
●美容部員さんに相談してみる
ファンデーションの色を選ぶ際には、実際に購入してみて試してみるのがいいですが、
絶対に失敗したくない、できるだけ自分にぴったりの色を使いたいといった場合には、美容部員さんに相談してみるのもいいでしょう。
美容部員さんはデパートの化粧品売り場をはじめ、大型スーパーの化粧品売り場やドラッグストアにも常駐されている場合もあります。
そんな美容部員さんは、化粧品やメイクに精通していて、知識も豊富なため色々とアドバイスしてくれますし、
その人に合ったファンデーションを提案してくれたり、その場で実際にお肌に塗布してくれることも多く、自分だけで探すよりも、合うファンデーションの色を見つけやすいでしょう。
●アプリを活用してみる
デパートなどで美容部員さんに相談するのはちょっとハードルが高い、でも自分ではどれを選べばいいかわからないといった場合には、アプリを活用してもいいですね。
今では、色々なアプリがあって、例えば、写真を撮って、その写真から自分に合ったファンデーションの色を診断してくれるといったアプリなんかもあって、手軽に使えるようになっていますし、
精度の高いアプリもあるので、自分だけで判断するよりもマッチする色が簡単にわかるようになっているのでおすすめなんですね。
4.まとめ
いかがでしたか?
自分に本当に合っているファンデーションの色って意外とわからないもので、いつも何となくで選んでいるけれど本当に合ってるか分からないといった方も多いかもしれません。
でもそんなファンデーションの色選びは、そんなに難しいものじゃなくて、例えば、ファンデーションの色味にはオークル系やベージュ系、ピンク系といった基本的な色味があって、
例えば、イエベの方であればオークル系やベージュ系がおすすめですし、ブルべの方であれば、ピンク系を選ぶようにしたり、
色味が決まれば、ご自身の肌の明るさを見てみて、明るければライト系の明るめのもの、普通の肌のトーンであれば標準色を、
そして、日焼けをしていたり、小麦色の肌の方であれば健康的な肌色のものを選ぶようにすると失敗が少ないんですね。
さらに、自分に合った色のファンデーションの候補が決まったら、実際に肌で試してみるのがいいんですが、試してみる時にも、手の甲ではなくて、
できればお顔の本来の肌色に近いフェイスラインに塗って試してみるのがいいんですね。
こちらではそんな失敗しにくいファンデーションの色選びについてご紹介してみましたので、ぜひ参考になさってみてください。